内科 日本内科学会総合内科専門医日本内科学会認定内科医 糖尿病、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病に対して生活指導や内服加療を行い、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患の発症を予防します。 その他、めまいや腹痛、認知症などの内科全般に対応いたします。
呼吸器内科 日本呼吸器学会呼吸器専門医がん治療認定医機構がん治療認定医身体障害者福祉法指定医(呼吸器) 長びく咳や痰、息切れなどに対して診断を行い、適切な治療を行います。単なる風邪と思っていても、喘息や肺癌、肺気腫、肺炎といった重大な疾患である場合もあります。またタバコを吸われる方は、そのリスクが高くなります。禁煙外来もおこなっておりますのでご相談ください。 肺癌検診で要精密検査といわれた方へ 必要により近隣施設へCTを依頼し、当院にてCTの結果を説明させていただきます。 喘息 長引く咳や呼吸苦の原因となります。典型的にはゼーゼーやヒューヒューといった気管支の狭窄による呼吸音が特徴的ですが、ないこともあり注意が必要です。 当院では、呼気一酸化窒素検査、呼吸機能検査、血液検査などを行い、適切な診断とアレルゲン(アレルギーの原因)の特定に努めます。 治療は吸入薬を中心に、内服薬を組み合わせて治療を行います。 重症の喘息患者さんには 抗IgE抗体オマリズマブ(ゾレア®) 抗IL-5抗体メポリズマブ(ヌーカラ®) 抗IL-5受容体α抗体ベンラリズマブ(ファセンラ®) 抗IL-4/13受容体抗体デュピルマブ(デュピクセント®) といった生物学的製剤の皮下注射も可能です。現在の治療でも十分なコントロールが得られていないようであれば一度ご相談ください。 上記の薬の一部は重症花粉症やアトピー性皮膚炎にも適応があります。適応があれば投与は可能ですので、ご相談ください。 肺気腫(慢性閉塞性肺疾患) 主にタバコの影響で肺に多数の小さな空洞ができ、体内に十分な酸素が取り込めなくなる病気です。初期には咳や痰などの症状が現れ、進行すると息切れが起こるようになります。 治療は、まず禁煙が大切です。次に吸入薬や内服薬にて治療を行います。 禁煙の時期が遅れると、日常生活でも酸素が必要となり、大きな制限を受けることになります。症状の初期から治療を行うことが重要です。
アレルギー科 日本などの先進国では、アレルギー性鼻炎(花粉症など)や気管支喘息、食物アレルギーなどのアレルギー疾患は年々増加傾向にあります。 例えば、気管支喘息の約80%にアレルギー性鼻炎が合併しますが、くしゃみ、鼻炎が悪化する時期に一致して喘息症状が悪化することが多く、気管支喘息とアレルギー性鼻炎は密接な関係があります。 当院ではアレルゲン特異的IgE検査、呼気一酸化窒素濃度測定検査、呼吸機能検査などを行い、吸入薬、点鼻薬、点眼薬、内服薬を組み合わせ、アレルギーをトータルにケアすることで、症状の改善を目指します。 当院で可能なアレルギー検査・治療 アレルゲン特異的IgE検査、View39 アレルギーには様々な構造や経路がありますが、IgE というタンパク質を介したアレルギーについて測定を行います。 血液検査にて、IgEの量を調べることでアレルギーの有無や程度を数値化して調べることが可能です。 保険適応は通常13項目までですが、アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、花粉症、喘息の原因に多いとされる39項目を一度に検査できるセットもあります。 イムノキャップラピッド 指先からの採血により20分で結果がわかるアレルギー検査です。8種類(スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、ダニ、ゴキブリ、ネコ、イヌ)のアレルギーの原因物質に反応するIgEを測定できます。 →詳しくはコチラ 呼気一酸化窒素濃度測定検査 呼気に含まれる一酸化窒素の濃度を測定して気道の炎症状態を評価する新しい喘息の診断方法です。 炎症の程度により増減するため喘息治療が必要かどうかの判断や、薬の効果の評価にも役立ちます。 アレルゲン免疫療法(シダキュア、ミティキュア) アレルギーの原因であるアレルゲンを少量から投与し、アレルゲンに体が慣れることで、アレルギー症状を和らげる治療法です。現在スギ花粉、ダニアレルギーに治療が認められ、唯一根治が期待できる治療法です。 アナフィラキシー治療薬(エピペン) アナフィラキシー(急性の過敏反応)があらわれたときに使用し、医師の治療を受けるまでの間、症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための携帯可能なアドレナリン自己注射薬です。ハチに刺されによりアナフィラキシーを起こしたことがある方などが処方の対象です。 *エピペンの処方にあたっては、薬剤の取り寄せ等がありますので、ご希望の方はあらかじめ電話連絡をいただけますとスムーズです。
ワクチン 各種ワクチン接種を受け付けています。 ご希望の方は、事前にお電話にてお申し込みをお願いします。 肺炎球菌ワクチン 肺炎球菌ワクチンを接種することで、肺炎球菌による肺炎の発症を予防し、重症度を抑制することが期待できます。高齢者や肺疾患がある方は特に重症化しやすいため、ワクチンの接種による予防が大切です。年齢によっては公費の助成がありますので、ぜひ一度ご検討ください。 「ニューモバックス」 8,800円(税込) 高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンの定期接種が開始となりました。 対象年齢の方は、上尾市の場合5,000円の自己負担で接種が可能です。 →対象年齢はこちらからご確認くださいhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/haienkyukin/index_1.html 「プレベナー13」 12,650円(税込) 2020年5月に適応となりました。自費での任意接種となります。免疫誘導能力が高く、再接種の必要はありません。ニューモバックスと併用することで、より高い肺炎予防効果が得られます。 帯状疱疹ワクチン 帯状疱疹は、80歳までに約3人に1人がなるといわれています。皮膚症状が治癒した後も痛みが続く帯状疱疹後神経痛や、めまいや耳鳴り、顔面神経麻痺などの後遺症が残ることがあります。帯状疱疹の予防として、是非ワクチン接種をご検討ください。 「シングリックス」(不活化ワクチン) 23,100円(税込) 2020年1月に発売となりました。2ヶ月の間隔をあけて2回の接種が必要となり、値段は高額になりますが、50歳以上で約97%、70歳以上で約90%と高い予防効果が見込めます。 →詳しくはこちらhttps://gskpro.com/ja-jp/products-info/shingrix/ 「ビケン」(生ワクチン) 8,800円(税込) 水ぼうそうワクチンと同じものになります。効果はシングリックス®︎には劣りますが、安価です。
睡眠時無呼吸症候群 日本呼吸器学会呼吸器専門医 睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。大きないびきや起床時の頭痛、夜間の呼吸停止、日中の強い眠気などの症状があります。放っておくと高血圧や心臓循環障害、脳血管障害などを引き起こすといわれています。しかし治療法が確立されているため、適切に検査・治療を行えば決して恐い病気ではありません。 検査・治療 睡眠中の呼吸の状態と血中の酸素濃度を測定することで診断します。治療が必要と判断されれば、鼻のマスクを装着し、持続的に空気の圧をかけることで気道閉塞を予防するCPAP(経鼻的持続気道陽圧療法)を導入し、症状の軽減や合併症の予防を行います。 当院ではご自宅で検査を行える体制を整えています。気になる方は一度ご相談ください。
各種検査・健康診断 健康診断 ご希望の場合は必ず電話にて予約をお願いいたします。 TEL 048-781-5911 ①問診・診察・総合診断 ②身長・体重・血圧・BMI計測・視力検査 ③聴力検査(オージオメーターもしくは会話法) ④尿一般検査 ⑤胸部レントゲン ⑥腹囲 ⑦心電図検査 ⑧血液検査 貧血(白血球・赤血球・血色素量・ヘマトクリット・血小板) 肝機能 (AST・ALT・γGTP) 脂質(中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール) 糖尿病(血糖値・ヘモグロビンA1c) 自費の場合の料金の目安 ①~⑤セット4000円(税込4400円) ①~⑧セット9000円(税込9900円) 雇用時健診や定期健診に基づいたセットとなります。 これらの他にも追加検査が可能です。料金は直接お問い合わせください。 団体様でのお申し込みの場合は事前にお電話でご予約ください。 その他当院で可能な検査 ・血液検査(腎機能・肝炎ウイルス・梅毒やHIVウイルスなどの感染症・アレルギーなど) ・尿検査(細菌培養・性感染症など) ・呼吸機能検査 ・各種レントゲン ・便潜血検査 ・喀痰検査(細菌培養、細胞診) ・超音波検査 ・呼気一酸化窒素濃度測定(気管支喘息の診断時に使用します) ・呼気一酸化炭素濃度測定(禁煙外来で使用します)